木と土が好きです、そして建築が好きです、ただそれだけです。
今の在来工法は、木と話すことが出来ない。
建物から話しかけてくれることがない、これが一番つらいです。
私達がやろうとしている建築は、伝統工法。
材料から、建物から話しかけてくれる。
「どこで継ぎ手にしたらいい」
「どんな仕口にしたらいい」
「もっと丁寧な仕事しろ」
「こいつ(材料)ならこのくらいの荷を受けてくれるぞ」
「わらの量が少ない」
「ねばりが少ないぞ」
「いい臭いしとるやろ」
材料から話しかけてくれる、中途半端な仕事はできない、なかには、暴れん坊で癖の悪いやつもいる。
「やれるもんならやってみろ」って、気が抜けない。
材料が十分ちからを発揮できる所に使ってあげる、そのためにいろいろ経験をつんできたし、勉強もしてきた、だから、おもしろいし、たのしい。
こんな、感覚で建築をやっていきたい。
伝統建築は、弱い、住みにくいっていうけれど、
きちっとしたものは100年や200年でも建っている。
最近、国土交通省のパブリックコメント(建築基準法改正案)で土壁の耐力壁の倍率が0.5倍から1.5倍に、見直されるかもしれないとのことです。昔の伝統工法の建物が残っているのですから、当然だと思います。そして伝統工法は間取の制限はないはずです。

とにかく、木や土の効能は二の次、
何百年、何千年前の日本人の木の文化、
これをそのまま、やっていきたいだけです。
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これが、こだわりの原点です。
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